『NOBLE NOTE』発売中!
「“紙”に“書くこと”へのこだわりを」フールス紙ではない「ライティング紙」の開発

携帯電話、パソコン等の普及で記録のデジタル化が進み、筆記に特化した用紙は市場ニースの減少や 抄紙マシンの大規模化で生産コストが伴わず、製紙産業の一般の流通からは姿を消していきました。
しかし現在、万年筆を代表する高級筆記具や海外の高級ノートのヒットで「言葉をペンで綴る」文化が見直されてきています。そして筆記具はもちろんの事、それを受け止める“紙”にも「書き心地の良さ」を求め「品質にこだわる」方が増えているように思われます。
そこで、この懐古的ともいえるアナログな記録媒体としての“紙”を復活させ、「手に触れる、書く」ことを通じ、天然素材ゆえの“紙”が本来持つ「ぬくもり」や「やさしさ」を改めて感じてもらいたい。そんな想いで「L−ライティング」をライフ株式会社、製紙会社協力のもと設計しました。
紙質の最終目標は“書くこと”にこだわった「ライティング紙」を実現することでした。
筆記・図画用紙の「フールス紙」を基本ベースとし、水性インク高浸透性、および「滲み」や「裏抜け」を防止するためのサイズ度を保持することで万年筆での筆記適性を向上させています。そして、ボールペンやペンシル、極細のペン先での良好な書き味に対応するため、筆記テストを重ね紙肌はケント紙調の滑らかな風合いを取り入れることになりました。肌合いを滑らかに調整した結果、トレードマークであるレイドパターンの凹凸が抑えられ表裏に違和感がなくどんな筆記具でもスムーズな両面筆記が可能となりました。
「L−ライティング」は色調、剛度、嵩に厳密な特性管理を要する用紙品目の抄紙マシンで生産しています。このためバインドや筆記の耐圧に必要な「張り」をもたせ「ヘタリ」を抑制しながらも、書籍用紙のような紙本来の「しなやかさ」が加わり、束のある商品であってもスムーズなめくりが可能となります。また色調にも天然素材としての“紙”にこだわり、「温かみ」をポイントとし、加えて色インクとの色彩コントラストや罫線色を活かす為の調整を施しています。「ホワイト」は生漉のような自然色の白、「クリーム」は濃すぎず、薄すぎない絶妙なクリーム色に仕上げています。
製紙会社、ライフ社および加工先さんの長年に渡る「ものづくり」への想いや経験や技術、また実際に商品を販売していただく小売店の方の貴重なアドバイスを参考にし、ライフ社ブランドのこだわりの高級筆記用紙として完成した「L−ライティング」、その感触、書き心地をぜひ『NOBLE NOTE』 をお手に取って、確かめて下さい。
雑誌掲載情報
趣味の文具箱 vol.9(エイ出版社刊) 037ページに掲載
趣味の文具箱 vol.10(エイ出版社刊) 155ページに掲載

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